フランツ・フェルディナンドの『Tonight』を聴いた

Franz Ferdinand / Tonight
Franz Ferdinand / Tonight
最近の曲も聴いておかないとなと思ってはいるが、
ビヨンセだのブリトニーだの、ケイティ・ペリーなどといった
女性ポップものばかりで、ロックはてんで聴いていなかった。
フランツ・フェルディナンド。
1stが出た頃にちょっと試聴したぐらいでそれっきりだったが、
3枚目となるこの “Tonight” というアルバムは、
このジャケットからして何か惹かれるものがあったから聴いてみることにした。
まだ1度しか聴いてないが、全体的に流れるグルーヴ感がすごく耳に残る。
00年代のバンドなのに、音楽的には80年代っぽい感じもするし、
さらに言ってしまうと(これは俺だけがそう思うのかもしれないが)
ビートルズの『ホワイト・アルバム』の1枚目を思わせる何かを感じる。
踊れるロックからノスタルジックな感じの曲や、アコースティックな曲など。
最後まで飽きずに聴けた。
素晴らしいアルバムだとしか言いようがない。


先日、タワレコに行ったときに店内で流れていて、
最初トーキング・ヘッズがかかっていると思った。
(紙ジャケが欲しいって書いたでしょ?あのとき)
でも知らない曲だったから、店内を見回して
「Now Playing」を探したらこのアルバムだったんだよね。
もうすっかりお気に入りです。
ここまで書いて、そういえばこのバンドのことを良く知らないから、
ウィキペディアを読んでみたんだけど、エピソードのところに、

ブラーのグレアム・コクソンは「彼らの音楽は80年代の音楽へのノスタルジアを感じさせる懐かしさがある。」とコメント。

おおっ!やっぱり80年代っぽい雰囲気があるんだ!
さらには

野宮真貴は、彼らについて、「ギターフレーズが往年のトーキング・ヘッズを髣髴とさせる。」とコメントしている。メンバーはトーキング・ヘッズのファンである。また、「シンプルだけどとても計算された音楽」とも述べている。

これもビックリ、野宮真貴が言うんだから間違いない。
じゃあ俺と同世代の人が聴けば同じように感じる人が他にもいるに違いないね。
友人にも勧めてみるかw
関連記事:
ビヨンセのアルバム “I Am… Sasha Fierce” を聴いた
『チャイニーズ・デモクラシー』を聴いたのでちょっとした感想を

タイトルとURLをコピーしました