私の「音楽好き」に関する3つの間違い

俺は特に自分が「音楽好き」という主張を人前でしたことはない。
でも職場とか何かのグループとか、共通の趣味を前提としない人たちの
中ではいつの間にか「hiroumi=音楽好き」という図式になっている。
まあでも正しいことなのでそれはそれで構わない。
しかし、彼ら彼女らが俺に抱く「音楽好き」には
俺自身ものすごい温度差を感じることが多々あるので、
今回はその間違いを記してみようと思う。

間違いその1:音楽なら何でもいい訳ではありません
いつだったか「あゆのベスト買いますか?」と聞かれた。
それまでに「あゆ」だなんて一言も言ったことがないのにだ。
なぜあゆが出てきたのかを尋ねてみたところ、
俺が「音楽好き」だから聴いているのではと思ったらしい。
その発想がわからん、キミがあゆを好きなだけだろう。

間違いその2:マニアックなモノを聴いている訳ではありません
アーチスト名を聞かれるから教えると「マニアック」と言われる。
それはただ単にキミが聴いたことがないだけだし、知らないだけだろう。
キミの物差しで勝手にソニック・ユースをマニアック扱いするなよ。
俺からすれば今でも○○を聴き続けてる人のほうがマニアックだよ。

間違いその3:いまさら音楽業界なんか目指しません
ある程度俺の嗜好が分かってもらえると、5人中3人ぐらいは
「そんなに詳しいんだから音楽関係の仕事をすればいいのに」と
今までに何度も言われたことがあるが、その度にこんなことを思い出す。
15年ぐらい前、Windows95が出る以前の話。
工場バイトの現場でちょっとデータ入力を1分ほど社員に代わって
手伝ってあげたら「そんなに簡単に入力できるんだから
コンピュータ関係(※)に就けばいいのに」と言われたことがある。
ただ入力しただなのに。
それだけで何ができると思ってたんだろう、あの人たちは。
※まだ「IT」という言葉が無かった時代の話です。

これと同じものを感じてしまうわけだ。
「できる、わかる=それを仕事にする」
何でそう思うのかがわからん。
以上、書くほどのことでもないけど、
いつかは書いておきたいと思っていたことなのでこの機会に。
他にもこういう思いをしたことがある人って・・・、いるよね?

コメント

  1. kado より:


    ご無沙汰しております。
    昔職場の先輩と話をしていて、自分がロック好きだと言ったところ
    「爆風スランプとか?」
    と聞かれて返答に困ったのを思い出しました。
    いや、別に爆風スランプを悪くいうつもりはまったく無いですが、少なくとも自分の中では「ロック」の中に入っていなかったもので。

  2. hiroumi より:


    kadoさん
    お久しぶりです!お元気でしょうか?
    >返答に困ったのを思い出しました
    ありますよね、こういうの。
    ロックだのポップだのの定義は人それぞれだから、
    こういうことがあっても不思議ではないですが、
    無理に話を合わせようとしても、お互い続かなくなっちゃうんですよねw
    本文で書いたことは今の気持ちですが、
    それでもかなり大人になったものですよ(爆)

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