80年代パンクのDIYなフライヤー画像が大量に掲載された電子書籍(PDF形式)が無料配布中 – 250円棚
これはいい!
80年代のアメリカを中心に、世界各地のパンクのフライヤーを集めたPDF書籍が無料配布されている。
“DC Scorpion Girl”というサイトのライターが10年以上前から収集しはじめたフライヤーの
コレクションから厳選したものが87ページに渡って紹介されているというもの。
何でももともとは出版目的だったものが諸事情により中止となり、だったら電子書籍にして
無料で配布してしまおうというものだそうだ。
Free eBook of Punk Show Flyers From Around the World – DC Scorpion Girl
“Come to our Show”より抜粋。
画像はその中のほんの一部だけど、前半はDCハードコアが中心で、
マイナー・スレットとかティーン・アイドルズ、7Seconds やバッド・ブレインズなど、有名な名前が並んでいる。
すべてに共通しているのはフライヤーのDIYな手作り感。
今みたいにパソコンなんかなければ、コピーが精一杯だったのだろうか!?
俺も昔、カセットテープのレーベルをチラシのコピーつぎはぎで作ったことがあるけど、
結構手間がかかるんだよね。
だからこれらを見ると、とても簡単に作ってあるのもあれば、凝ったものもあってとても楽しめる。
時々考えるんだけど、今でもパンクのバンドとかは大勢いるわけで、
同じような手法でフライヤーを作っている人たちがいるんじゃないかと。
ライヴハウスを覗けば実はそういうフライヤーがあって、
俺も前から時々コレクションしてみようかって思うことはあるんだよね。
今あまりそういうライヴに行かないから手に取る機会がないんだけど。
誰か日本の80年代のインディーズのフライヤーをまとめてくれないだろうか!?
この”Come to our Show”を見たものだから、今日はこれを聴いたよ。
V.A. / A Year in Seven Inches
DCハードコアを代表するバンドが当時リリースした7インチ盤を集めたオムニバス。
マイナー・スレットや、ヘンリー・ロリンズがブラック・フラッグに加入する前にやっていた
State of Alertとか、DC Youth Brigade など、全部で48曲収録。
音は良くないけど、これぞハードコアって曲がひたすら続く最高のアルバム。
7 Seconds が聴きたくなってきた。