SHM-CDとCDを聴き比べてみたよ

これがSHM-CDだ!ロックで聴き比べる体験サンプラー

前回書いたとおり、
『これがSHM-CDだ!ロックで聴き比べる体験サンプラー』
“Have You Ever Been Experienced?” SHM-CD Compilation: Rock Edition!を買って聴いてみた。
もう結論から言ってしまいます、「違いなんか分からん!」この一言だけです。
俺の耳がおかしいわけではないと思う。
もちろん再生するハードによっては違いが分かるのかもしれない。
とはいえ、SHM-CDもCDも結局は同じ「CD」というフォーマットであって、
使ってる素材が違うというだけのものだからね。
CDとSACDとか、CDとDVDオーディオなんかを比べるのとでは訳が違うよ。
ムリして買い換えるとか、そんなことする必要はないと思う。

唯一感じたのはスタイル・カウンシルの”Shout To The Top”のイントロが、
SHM-CDの方が若干音像がクリアかな・・・!?という具合。
だいたい、聴き比べをする以前に問題があったよ!
それは「収録されている曲のほとんどをCDで初めて聴いた」ということ。

スタカンの違いを感じられたのは、きっと何度も聴いてる曲だからだろう。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドも、ロッド・スチュワートも、フリーもスリー・ドッグ・ナイトも、
アナログもしくはFMから録音したテープでしか聴いたことがなかったから、
「え!?『オールライト・ナウ』ってCDだとこんなにクリアなの!」
なんてレベルだったからね(爆)。通常のCDでも満足さ。

しかもここで初めて聴く曲もいくつかあって、
ムーディ・ブルースの「サテンの夜 (Nights In White Satin)」がすごく良かった。
メロトロンの音がたまらんのです。今度アルバムで聴こうと思ってる。
前にも書いたけど、普通にロックのコンピレーションとしてはかなり面白い。
1000円という破格の値段だけあって、MP3に変換してみたらTOC情報がまるっきり無し。
Track 01, Track 02 なんて表示されたのはしょうがないね。

もちろん iPod に両方の盤をMP3にして入れて聴いてみても何の違いもわかりません。
それにしても、このCDに入っていた音楽評論家達のコメントもだけど、
いくつかのメディア記事を読むと、どれもが音が劇的に違うみたいなことが
書かれているけど、本当にそう思っているのだろうか?
レコード会社の試聴室で高級なオーディオ機器で聴かされてそう思ったんじゃないの?
そんな風に邪推してしまうが、まあ一般の人のブログなどでも違いを感じている人がいるから、
ここは俺の耳がおかしいってことでいいか(笑)。
もう面倒だから、今後のCDは全部SHM-CDを基本とすればいいのにね。
単価上がっちゃうか・・・。
※11/1現在、こんなこと思ってません。

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