CCCDで出ていたアルバムは全てCDで再発しろ

椎名林檎

椎名林檎のかつてCCCDで出ていたアルバムが「CD」で再発されるそうだ。CCCD、覚えてますか?コピーコントロールCD。「CDが売れなくなったのは違法コピーのせいだ」とかぬかしたレコード会社が、わざとエラーの信号を入れてパソコンなどに落とせないようにしたものだ。本来の音質よりも劣り、再生するCDプレーヤーに大きな負荷をかける不良品音楽ソフト。かつて『加爾基 精液 栗ノ花』というアルバムが出たとき、これがCCCDでのリリースだったので、俺はこれを買わず、そのまま椎名林檎を聴くことがなくなってしまった。

CCCDは音楽を愛する人たちから総スカンを喰らってたよね。当時CCCDへの反対署名運動にも参加したことがある。椎名林檎の場合はデビュー10周年ということもあるから再発するのに良いタイミングなのかもしれないが、どうせならCCCDで発売したすべてのアーチストのすべての作品をCDで出し直して欲しい。いや、出し直すべきだ!ところで、椎名林檎デビュー10周年としてリリースされるCDが興味深い。シングル曲のカップリング曲をコンパイルしたもので、タイトルは『私と放電』。カップリング曲にも名曲が多いんだよ。こうしてまとめてくれたのはありがたい。

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