私はアルバム単位で聴くタイプです

上の画の『レット・イット・ビー』は、俺のiTunes に入っているやつなんだけど、
このように再生回数がバラバラになっているのは俺にとっては珍しく、
ほとんどのアルバムでは各曲の再生回数はほぼ同じ状態になっている。
俺は曲単位で聴くというよりも、アルバム1枚を通して聴くことが多い。
例えある曲が聴きたいと思っても、その曲を含んだアルバムを全部聴くか、
アナログ時代の慣習にならってA面にあたる半分だけ聴くとか、そんな聴き方をしている。

アルバム単位で聴くってのは、やはりそのアルバムを尊重しているからで、
この曲にたどり着くまでにあの曲とその曲が流れてから・・・みたいな固定観念があるんだよね。
だからベスト盤とかになるとその流れが無視されていることが多くてダメと思ってしまうこともある。
特にアーチスト主導ではなく、レコード会社が勝手に編集したものとかは。

同様に、コンピレーション・アルバムも苦手。
いろんなアーチストのおいしいところだけ集めましたよ、さあ、気に入るでしょう?ってのが、
すごく押し付けがましく思える。何年か前に「泣けるR&B」みたいなのもあったけど、
あんなのは愚の骨頂で、音楽好きに向けた商品じゃないよなって思ってしまう。

でもアルバム単位で聴くことで個人的には弊害のようなものも感じるんだよね。
1曲だけなら5分もあればいいけど、アルバムで聴くとなると40分~70分を要するので、
他のを聴くことができなくなる。すなわち新しいアーチストのアルバムとかは完全後回しになってしまう。
しかも俺は何度も何度も同じアルバムを繰り返し聴くからなおさらw
ホントはつまみ食い程度にいろいろと聴けば、もっと広がるんだろうけどね。

アルバム単位でだなんて、ちょっと古臭い考え方だよな。
iTunes とかで曲単位で販売しているという時代にw