『アビー・ロード』で驚かされたこと3つ

The Beatles / Abbey Road
The Beatles / Abbey Road

最近ずっとビートルズばかり聴いているので、
ここで取り上げたいほかのネタがどうも思い浮かびません。
かと言ってビートルズばかりというのも・・・と思いながらも今回もまたビートルズ。
小ネタです。

『アビー・ロード』は中学生の時に同級生からレコードを借りたのが最初ですが、
当時聴いて驚いたことが3つありました。
まず「アイ・ウォント・ユー」。
この曲は演奏がちゃんと終わるわけでもなく、
フェイド・アウトをするわけでもなく、
唐突にブツッと曲が切れて終了となります。
当時はLPレコードのA面最後の曲だったので
プレーヤーが壊れたのかと焦りました。

「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」は
次の曲の「サン・キング」との繋ぎに虫の鳴き声を使っています。
うちの周りでは虫が結構鳴いているので、
自分の部屋でテープを聴いている時に虫がいるのかと思いました。
録音中のデッキのボリュームを落として虫の居場所を特定しようとするも、
一緒に虫の鳴き声が止んでしまってどこにいるのか分からなかった。
当たり前なんですけどねw

そして「ハー・マジェスティ」。
レコードからテープに録音しているとき、
「ジ・エンド」が終わったのでテープの録音を止めたとたん「ジャーン!」と・・・。
まさか続きにあんな短い曲が入っているとは思いませんでした。
もちろんB面は最初から録音しなおしでした。

でもこう並べてみると、
唐突に曲を切る、虫の鳴き声で繋ぐ、シークレット・トラックまがい、
それまでにこんなことをやっていたアーチストはいたのかなぁ?
ビートルズが初めてだったんじゃないかと思うのですがどうでしょうね。