Suchmos / THE ASHTRAY

Suchmos / The Ashtray

Suchmos / THE ASHTRAY

じゃあ今度こそ Suchmos のミニ・アルバムのことでも。どうもAmazonのカスタマーレビューを見ると賛否あるよね。「賛」のほうはまあどうでもいいけど、「否」の方を読むと1stの頃と雰囲気が違うとか、ジャミロクワイっぽさが無いとか、ノリがどうこうとか、まあいろいろ言われていますね。

01. 808
02. VOLT-AGE
03. FRUITS
04. YOU’VE GOT THE WORLD
05. FUNNY GOLD
06. ONE DAY IN AVENUE
07. ENDROLL

1曲目の「808」は Hondaの『VEZEL』という車のCMで流れていた曲で、これまでの彼らの流れを汲んでいる雰囲気で、ちゃんと聴く者を掴んでいるなという感じ。

そして2曲目の「VOLT-AGE」は、いま行われているW杯のNHKでのテーマ曲となっているんだけど、この曲がサッカーファンからは不評ですね。サッカーの勢いを感じないとノリが悪いとか等など。俺も最初はそう思ったけど、サッカーの試合の音を消してこの曲をかけると案外ハマっていると思うんだよね。「日本が」とか「国が」って言わないところがまたブレてないなと。

3曲目以降は今の彼らの音楽がこういう方向に向かっているんだなって思わせるものがほとんど。ジャミロクワイっぽくないって言ってる人もいるがそれは正解で、むしろロック・ミュージックに寄った感じになっている。俺はゆったりした「FRUITS」がとても気に入ってる。

そう、だからこれまでのSuchmosの音楽の流れを期待してこれを聴くと、今までと違うと感じるんじゃないかって思ったわけで、あとはもうこれが好きか嫌いかだね。俺は好きだし気にいっている。

ただ、ここへきてフル・アルバムじゃなくてミニ・アルバムとしたということは、ある意味過渡期に入っているんじゃないかって感じた。方向性を探っているというか。

なお、初回盤はDVDがついていて、去年の「TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE」のゼップ東京でのライヴが収録されている。これから見るところだ。

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