ヤング・ガン・シルバー・フォックス『AM Waves』

Young Gun Silver Fox / AM Waves

Young Gun Silver Fox / AM Waves

ここ何回かの更新がアナログレコードばかりだけど、別にアナログにハマっているわけではありません。たまたまです。そして今回は、ヤング・ガン・シルバー・フォックス。

俺もよく知らないんだけど、ママズ・ガンというバンドのフロントマンであるアンディー・プラッツ(ジャケット写真左)と、マルチミュージシャンのショーン・リー(右)によるユニットがヤング・ガン・シルバー・フォックスで、このアルバムは彼らのセカンドになる。

実は以前、俺は1stアルバムに一瞬だけ興味を持ったことがあるんだよね。いまからちょうど2年前にエヂ・モッタの『AOR』ってアルバムのことを書いたんだけど、その時に他にもAORちっくなアルバムないかなってチェックしていた時に知ったんだけど、その時はちょっとだけ試聴していまいちな気がしてそのままだったんですよ。

https://www.tokyo-ongaku.com/?p=4956

(参考までに上がエジ・モッタの記事)

そして今回、俺の興味を惹くきっかけとなったのがこの映像。

思い切りAORしているし、今は何年なんだよおいって思ってすぐにAmazonでポチってしまったんだよね。そしてアルバムを通して聴いた感想は「80年代前半みたいだな」と思うような音ですよ。AORなのか今でいうシティポップ風なのか、俺の琴線を揺るがしたのは間違いない。

01. Midnight In Richmond
02. Lenny
03. Take It Or Leave It
04. Underdog
05. Mojo Rising
06. Just A Man
07. Love Guarantee
08. Caroline
09. Kingston Boogie
10. Lolita

で、アナログを買った理由ってのがもう一つあってですね、トップの写真の下にAmazonへのリンクを貼っていますが、そこをクリックして出てくるジャケットは写真のモノとは違います。

Young Gun Silver Fox / AM Waves

これは日本盤のCDで、なんかオシャレじゃないですか。いかにもって感じだし。一方輸入盤のアナログはおっさん2人のジャケットで全然違うし、実はこれってかつての70年代後半から80年代前半にかけてのAORみたいなやり方(?)なんですよ。詳しくはこちらの記事をみて欲しいけど。

AOR名盤のジャケットが日本仕様に 差し替えられてしまう納得の理由は? | ブルー・ペパーズ福田直木の ダサすぎてむしろカッコいいAOR日本盤の帯
海外のAOR系ミュージシャンというのは、ビジュアルへの頓着が無かったりする。アルバムのジャケットには、本人の肖像をあしらっただけ、というパターンが多く見られるのだ。そんなわけで日本オリジナルのジャケットに差し替えられるのだが……。

かつてのAORもメンバー写真のジャケットからオシャレな雰囲気なものに変えられているものが多くて、今回のこのアルバムについても同じものを感じたのですよ。そんな雰囲気よりもメンバーが写っているジャケの方がいいじゃんってことでアナログなのです。

それでアナログからMP3にして毎日聴いているんだけど、ちょっと音が軽くてベースが弱い。これはうちのプレーヤーとか録音のせいかもしれないけど、そこがまた昔のアルバムのような感じを醸し出してて良いんですよ。是非とも聴いてもらいたい1枚ですね。

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