年末の話だけど、ジャズネコというバンドのライヴを見てきた。
北海道出身の3ピースバンドで、2005年と2006年のフジロック・フェスティバルに出演、
2007年には1stアルバム”Freedom Document”をリリースし、
ライヴを中心に精力的な活動をしているロックン・ロール・バンドだ。
彼らのロックン・ロールはとても男臭く、硬派なメッセージを投げかけてくる。
だけどその根底にあるのは「愛」。
単純なラヴソングもどきではなく、ジョン・レノンが唱えたものと同じ意味での愛を
彼らの楽曲からは受け取ることができる。
これはデビュー当時から今でも一貫していると、ライヴを見て感じた。
そんな彼らが”Prototype CD”というCD-Rを作成して販売していた。
JAZZNEKO / Prototype CD
1. 抜刀
2. 無情の世界
3. 平和の歌の果て
4. この世界に愛を込めて
5. 風に吹かれて
このCDは、これから製作するであろう2ndアルバムに入る曲の、
文字通り「プロトタイプ」となるもので、
彼らのストレートなメッセージと、ロックが伝わってくる。
そしてこのCDには、彼らが自身に課したものがある。
それは「1000枚売れたら2ndアルバムをリリースする」というもので、
つまり例えリリースの準備ができたとしても、
この”Prototype CD”が1000枚売れないとアルバムはリリースしないというもの。
CDが売れない時代にこの挑戦は凄すぎる。
俺は2ndアルバムが聴きたい。
そして、ここでちょっとでも紹介することで、一人でもジャズネコという
バンドに興味を持ってもらえたら嬉しいね。
上記CDに入っている曲ではないけど、これがジャズネコ。
オフィシャル： http://www.jazzneko.net/
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