理想のアルバムを見つけた Circle Jerks / Group Sex

Circle Jerks / Group Sex
1分前後の短い曲ばかりで構成されたハードコア・パンクに飢えている。
あっと言う間に終わっちゃうようなもの。
ありそうでなかなか見つけられない。
2分を超えてしまう曲が何曲かあってもダメ、
グラインドコアっぽくなっていくとダメ、
ハードコアパンクなのに、最近のバンドの曲だとスラッシュメタルみたいな
リフが出てくるからダメ、などと、俺の要求を満たしてくれるのがなかなか無い。
Black Flag の初代ヴォーカリストだったキース・モリスのバンド、Circle Jerks。
ウィキペディアで何気なくこのバンドのことを読み、ディスコグラフィを見た瞬間戦慄がｗ
彼らの1982年発表の1stアルバム”Group Sex”の曲目に時間が載っていて、
それが見事に1分前後の曲ばかり！全14曲15分40秒ってどういうこと！？ｗｗ
さっそくその晩、ディスク･ユニオンで中古盤を見つけて買ってきた次第。

曲目はざっとこのとおり。

いきなり1曲目なんか28秒だよ！長い曲でも1分半。
本当にあっというまに終わっちゃう！
USハードコアもいくつか聴いてきたけど、
ここまで爽快なのはないね。
Black Flagの”Wasted”と”I Don’t Care”のカバーなんかもやってる。
前者はまるで別の曲に聴こえるけどね。
CDではさらに14曲入っていて、
普通だったらボーナストラックで未発表曲とか、
アルバム未収録曲とか、ライヴ音源とかを想像すると思うが、
このアルバムはそうじゃない。

わかる？
なんと、14曲終わるとさらにもう1回同じ曲が始まる！
15分じゃあっと言う間だからもういっかい聴けと。
だったらCDの収録いっぱいになるように、5回ずつ入れとけばいいのにｗ
それにしてもあれだね、
こんなに短い曲を聴いていて、たまに2分ぐらいの曲を聴くと
「なげえよっ！」って思っちゃうから不思議だよ。
そんな訳で、このアルバムは今もっともツボにはまってる！
こんなアルバムがあればもっと聴きたい。