先週末ぐらいからCANを聴いている。前（10年かそれ以上前だけど）に聴いた時は「気分」じゃなかったのと、プログレっぽいものに飽きていたことから全くのめり込むことができなかったので、ほぼ初めて聴くような感じだ。
何でまた聴く気になったのかというと、先日あるライヴハウスのSEで流れていたノイズみたいのが気になってShazamってみたらCANの”Soup”って曲だったんですよ。それで、この曲が入っている”Ege Bamyasi”を聴いてみたってわけで、その流れで”Tago Mago”や”Monster Movie”なんかも聴いたのです。
それでちょっとハマってしまってずっと聴いているんだけど、昔”Tago Mago”を聴いた時には、ダモ鈴木のヴォーカルで日本語で歌われているのがあるなんて気が付かなかったんだよね。当時どんだけ興味持たなかったんだよってことだよね。あと、後期のアルバムも何枚か聴いたけど、ヴォーカルという観点ではやっぱりマルコム・ムーニーとダモ鈴木の個性がありすぎだなと。もうちょっと聴きこんでおかないという状態ですけどね。
CANのアルバムを聴いていたら、ボアダムスの『スーパー・アー』が無性に聴きたくなってこれも久々に聴いたし、CANの2人のヴォーカリストからバンド名をつけたムーニー・スズキのアルバムも聴きたくなったし（このバンドはガレージ・ロックみたいな音なので、CANみたいのを期待して聴いたら確実に「ふざけんな」と思うから気を付けて）、後期CANにトラフィックのベーシスト、ロスコ―・ジーが参加しているってことを知って、トラフィック以外の活動を始めて知ったし、ジョン・ライドンがPILでやろうとしてたことはCANがお手本と言ってたのを読んだことがあるとか、なんかいろいろ関連したようなことが頭の中に出てきたよ。
