フランク・ザッパの200モーテルズ

Frank Zappa's 200 Motels

Frank Zappa’s 200 Motels

「ロックとオーケストラ」なんて昨日書いてから、真っ先に聴きたくなって聴いたのがフランク・ザッパの”200 Motels”。同名映画のサントラなんだけど、ザッパ役をリンゴ・スターが演じていて、内容はとてもシュール。昔WOWOWでやったから見たんだけど、まったくもって理解不能だったことしか覚えていない。

サントラはザッパのバンドと、ロイヤル・フィル・ハーモニクス・オーケストラの共演。尺の短い曲が多く入っているけど、サントラと言いながら映画に使われていない曲もあったような。結構混沌としているんだよね。

時期的にはフロー&エディが参加していた『チェンガの復習』や『フィルモア・イースト』とか『LAから来たバンド』と同じで、この時期のマザーズは寸劇的要素が強く、当時のアメリカの時事ネタやTVタレントのことを知らないと、訳詞を読んでも訳が分からないなんて言われるけど、雰囲気だけでも俺は十分楽しめるんだよね。ロック・バンドとグルーピーがあれこれ会話しているようなのがあったりして、バカバカしさがにじみ出ているところが良いんだよ、このバンドは。

フロー&エディなんて歌はうまいけどブサイクで、映像では見たくないから映画自体もそんなに見たいとは思えないんだけど、音源は聴けるものであれば何でも聴きたいのがこの時期のマザーズ。そう、俺はこの編成の頃がいちばん好きなんですよ。

 

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