今月のレコード・コレクターズの特集はローリング・ストーンズのライヴ盤 “Get Yer Ya-Ya’s Out“。このたび40周年盤がリリースされたけど、俺はあまり興味がなくて、この特集号も買っていない。
数あるストーンズのライヴ盤の中ではこのアルバムが最も好きなんだけど、CD3枚＋DVD1枚という内容なのにストーンズの未発表曲は6曲のみで、CDの1枚はBBキングとアイク＆ティナ・ターナーのライヴ。別に聴きたいとは思わないんだよね、この方々のライヴは。だから俺は従来盤で十分。未発表曲は聴きたいけど、これはブートで聴くよ。
今は音源しか持っていないのだけど、”Live’r Than You’ll Ever Be” というブートレグがある。これは1969年のオークランドでのライヴを収めたもので、”Get Yer Ya-Ya’s Out” に収録されているマジソン・スクエア・ガーデンのライヴよりも1ヶ月ぐらい前のものだ。
Live at the Oakland Coliseum, November 9th, 1969
01. Jumping Jack Flash
02. Carol
03. Sympathy For The Devil
04. Stray Cat Blues
05. Prodigal Son
06. You Gotta Move
07. Love In Vain
08. I’m Free
09. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Gimme Shelter
13. Little Queenie
14. (I Can’t Get No) Satisfaction
15. Honky Tonk Woman
16. Street Fighting Man
オーディエンス録音っぽいが、録音状態はかなり良い。何でも初めて出たライヴのブートレグの1枚だという。確かこのブートが出回ったから”Get Yer Ya-Ya’s Out” を対抗措置としてリリースしたんじゃなかったっけ？ちょっとうろ覚えだけど。
“Get Yer…” と “Live’r Than…” の両方に共通するんだけどこの時期のストーンズはブライアン・ジョーンズがいなくなって、ミック・テイラーが参加し始めたころで、ブルース色が濃いね。もし機会があれば”Live’r Than You’ll Ever Be” も聴いて欲しい。ブートの超名盤なんで。
コメント
レココレ買っちまったし、ライヴ作じゃ『ラヴ・ユー・ライヴ』の方が好きな俺ですが、俺も買わないなぁ、今回のは。
聴かせてくれそうな人が居るんで聴くとは思いますが、金出してまで、って気がしちゃいましたね。
“Live’r Than You’ll Ever Be”は未聴ですが『ＳＴＯＮＥＡＧＥ』っちゅう、この次の日のサンディエゴのヤツは聴きました。
コレもオーディエンスものながら、まぁまぁ音よかったです。
LA MOSCAさん
69年のライヴって1日で2回やっていたらしいから、
1st show, 2nd show って収録してくれれば
ちょっとは魅力的だったかなって思います。
今この時期のライヴ音源を集めようかとがんばってますｗ