久々のローリング・ストーンズの新譜は興味深い

The Rolling Stones / Blue & Lonesome
The Rolling Stones / Blue & Lonesome

ザ・ローリング・ストーンズが13年ぶりにアルバムを出すそうで、その内容が個人的にはとても興味深い。彼らのオリジナル曲は無く、かつて彼らがブルース・バンドとしてキャリアをスタートさせた頃に回帰したかのような、ブルース曲のカバーで占められているというからだ。プレスリリースには「構想50年、録音3日」と謳われているが、とても期待しちゃうじゃないか。

最初、新譜が出るって聞いたときはそれほど期待していなかった。長いキャリアを持つミュージシャンが新譜を出したとしても、ライヴで披露するのは1曲とか2曲ぐらいで、あとは往年の有名曲ばかりじゃないですか。そういうバンドが新曲でそろえたアルバムを出してもなぁって前々から思っていたんだよね。それに、90年以降に出たストーンズのアルバムを今でも聴いてますか?”Bridge To Babylon”とか。俺聴いてないし、”Beggar’s Banquet”ばかり聴いてるし。ポール・マッカートニーだって”New”ってアルバム出して、来日公演はビートルズばかりじゃないw

だから今回のストーンズのアプローチはかえって良いなと思ったのですよ。ルーツをやってるわけだし、特に60年代の彼らを思い出させる何かがありそうな気がするのです。しかもこういうアプローチはストーンズだから良いわけで、例えばニール・ヤングが同じようなことをやっても何か違うなとか思うし。そんなわけで楽しみなんですよ。

01. Just Your Fool
02. Commit A Crime
03. Blue And Lonesome
04. All Of Your Love
05. I Gotta Go
06. Everybody Knows About My Good Thing
07. Ride ‘Em On Down
08. Hate To See You Go
09. Hoo Doo Blues
10. Little Rain
11. Just Like I Treat You
12. I Can’t Quit You Baby

これらの曲、俺はほとんど知らなくて、唯一知っているのはラストの”I Can’t Quit You Baby”で、これはレッド・ツェッペリンの1stに入っているアレでしょ?これをストーンズがどうアレンジしているのか、早く聴きたい。

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