ガッキーが音痴だというのは俺の中では都市伝説だった

新垣結衣 / hug
新垣結衣 / hug
ひょんなことからガッキー(新垣結衣)の『hug』というアルバムを聴いた。以前「赤い糸」とう曲をリリースしたときは、原曲のデュオのファンがやたらと叩いていたみたいだけど、この曲も今回のアルバムに入っている。

最近はあまりないけど「赤い糸」を出したころはこのブログにも「ガッキー 音痴」とかそんな言葉で検索をかけてくる人が結構いた。ついこの間まではドラマで使用されていた曲などを含め、どれも断片的にしか聴いていなかったから実際はどうなのかよくわからなかった。なんとなくウィスパー系なヴォーカルだなってことぐらいしか。ってかね、テレビで見るガッキーのイメージもそんな感じなのよ。この人は絶対に声を張り上げるような歌い方はしないだろうって。実際に『hug』を聴いてみて思ったが、どこが音痴なの?

ウィスパー系のヴォーカルとして十分に水準に達してるじゃないか。収録曲の中で高域の部分になるとちょっときつそうなところもあったり、息継ぎが気になるところもあったけど、別に俺は音痴とは思わなかった。このスタイルで今後もやって欲しいところだね。だけど中にはこんなことを言う奴もいるわけだ

こんな囁くような歌い方じゃ歌手として認められません。
(Amazonのレビューから)

きっと「千の風になって」みたいなヴォーカルこそが歌手だと思ってるんだろうな。囁くような歌い方がダメっていうなら、ボサノヴァの多くが否定されちゃうよ。っていうか、お前が認めようが認めまいがどうでもいいわ。

だけどあれだね、今後もガッキーに歌わせるのであれば、事務所やスタッフやレコード会社は売れる今のうちなんて思わずに、ちゃんと育てて欲しいものだよ。無理に1年に1アルバム出すなんてことしなくていいから。

https://www.tokyo-ongaku.com/?p=233

https://www.tokyo-ongaku.com/?p=220

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