俺、昔からライオネル・リッチーが嫌いなんですよね。”Hello”とか”Say You Say Me”の大ヒット曲がいかにもな感じで、売るために歌ってますみたいなあざとさが見てとれて、高校生の時にPVを見ながらこんなのが売れるとかクソだなと思っていて、あと当時NHK-FMで聴いていた渋谷陽一の番組でも「こんなのが売れちゃいけないんです」みたいのを聴いていて、そうだそうだなんて思っていたことを思い出すのです。
そんなことを言ってるけど、1stアルバムは良いんだよな。”Truly”と”You Are”というヒット曲が入っているんだけど、この頃はまだ許せた。2枚目のアルバム”Can’t Slow Down”（邦題は『オール・ナイト・ロング』）も”All Night Long”まではまあPV見てても何とも思わなかったけど、やはり”Hello”がね・・・。バラード系に黒人っぽさというか、クセが感じられないというか、でもだから今も絶大な人気を誇っているいるんだろうけど、苦手だな。顔は思いっきりクセがあるのにｗ
1stはセルフ・タイトルで、前述した”Truly”と”You Are”と、あと”My Love”って曲もシングルカットされてヒットしたのかな。このアルバムの前に、ダイアナ・ロスとのデュエットで「エンドレス・ラヴ」もヒットさせているけど、その曲も好きじゃないんだよ。そういえば、このアルバムの何曲かで、まだ売れる前のリチャード・マークスがコーラスで参加しているんだよね。俺が知っているライオネル・リッチーのアルバムについてはこれぐらい。あと、3曲目の”Tell Me”の冒頭の「ワン！ツー！スリー！フォッ！」ってカウントが何故かツボです。
