プリンスの”HITnRUN phase two”は遺作ではない!

Prince / HITnRUN phase two
Prince / HITnRUN phase two

プリンスが亡くなって5日ほど、いまだ死因は不明とか。なんでも直前まで154時間続けて仕事をしていたらしい。

プリンス、死の直前に154時間連続で作業していたことが明らかに – NME Japan

昔からワーカホリックだったのはよく聞いてたけど、いまもそんなに集中的に仕事をしていたとは。歳なんだからもうちょっと身体をいたわって欲しかったけど、一度はじめると集中してしまうんだろうな。

さて、いよいよ”HITnRUN phase two”が日本でもリリースされますね。このアルバムは去年の12月にTidalでダウンロード販売され、今年になってからCDでもリリースされたけど、アメリカ国内でしか手に入らない状態だったんだよね。俺はある方の懇意で2月ごろに手に入れることができたんだけど、2011年ごろから単発で発表されていた楽曲を寄せ集めたアルバムなのにとてもクオリティが高い。プリンスのアルバムが出るたびに何度もリピートできるアルバムだと、ここでも書いたことがあるし、他でも言ったりしてきた。しかしこのアルバムはそれを上回る頻度でリピートしている。曲目は以下。

HITnRUN phase two
01. Baltimore
02. RocknRoll Love Affair
03. 2 Y. 2 D.
04. Look at Me, Look at U
05. Stare
06. Xtraloveable
07. Groovy Potential
08. When She Comes
09. Screwdriver
10. Black Muse
11. Revelation
12. Big City

プリンスの死をうけて、イギリスのチャートでは1位から5位まではプリンスのアルバムで占められるそうだけど、うち3枚はベスト盤らしい。日本でもそうだけど、懐メロ扱いは勘弁してもらいたいものだ。もしあなたがかつてプリンスを聴いていて、しばらく離れてしまっていたり、またはプリンスを初めて聴くというのであれば、是非とも”HITnRUN phase two”も聴いてほしいと思う。

プリンス、今週の全英アルバム・チャートの1位から5位を独占 – NME Japan

この”HITnRUN phase two”は、日本では結果的に彼の死後にリリースされることになってしまったけど、本来は去年の12月にリリースされたアルバムであるため、俺は間違っても「遺作」なんて言い方はしたくない。だからタイトルに「遺作ではない」と謳ったわけです。でもきっとそう言われてしまうんだろうなと思う、特にAmazonのカスタマーレビューでさ。

4/27 追記

そもそも「遺作」とは、亡くなった人が残した作品ということなので、正しく言うならプリンスのすべてのアルバムが遺作であり、最後に発表されたから遺作という訳ではないという事です。

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