キース・エマーソン死去(1944-2016)

Keith Emerson

続けて死去のニュースを書くことになるとは・・・。
エマーソン、レイク&パーマー(以下ELP)のキース・エマーソンが亡くなった。71歳。NMEの記事によると拳銃を使っての自殺だとか。真偽のほどは定かではないけど、プログレの代表格でもあるELPそしてモーグ・シンセサイザーを積極的に取り入れて壮大な音楽を作り上げたキース・エマーソン。俺も高校生の時に”Tarkus”を聴いてものすごく好きになったんだけど、当時は”Brain Salad Sargery(邦題:『恐怖の頭脳改革』”ぐらいまでしか熱心に聴いてこなかった。後年になって”Love Beach”や”Works”なんかも聴いた。でも再結成後のアルバムはまったく聴いていなくて、”Emerson Lake & Powell”で止まっている。

やはり好きなのは”Tarkus”のタイトル曲と、”Karn Evil #9″という大作だろうか。クラシック音楽を取り入れながら3人のメンバーだけで繰り広げられる組曲的な演奏は改めて聴いても凄いと思う。キース・エマーソンはELP以前にはThe Niceというバンドをやっていたけど、実は俺はまともに聴いたことがない。あと日本的に有名なのは「幻魔大戦」のサントラを手掛けていたってことだろうか。いや、この辺もよく分からないんだけどね。

でもやっぱり冒頭にも書いたけど、まだ開発されたばかりのモーグ・シンセサイザーをロックに導入したというのが功績として挙げられるんじゃないだろうか。俺が中学生高校生になって聴き始めたミュージシャンが少しずつこの世を去って行ってしまうんだよな・・・。ご冥福をお祈りいたします。

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