宇宙人(Cosmos People)の3rdアルバム『一萬小時』

宇宙人(Cosmos People) / 10,000 Hours
宇宙人(Cosmos People) / 一萬小時

台湾の3ピースバンド、宇宙人(Cosmos People)の3枚目のアルバム『一萬小時』(「10000時間」の意)がリリースされた。本国ではすでに5月の終わりに出ていたようで、俺は1ヶ月遅れでタワーレコードでようやく手に入れることができた。CD+DVD+登山マップ(!)という仕様のもので、写真の右がCDで左がDVDだ。CDのデザインはなんだかかつての渋谷系っぽさがあるね。因みに台湾盤なので、ブックレットや歌詞は当然中国語なので読めない・・・。

01. 往前 Move Forward
02. 那你呢 And You ?
03. 一萬小時 10000 Hours
04. 沒感覺 Rudderless
05. 真實朋友 Offline Friends
06. 成名15秒 15 Seconds of Fame
07. 淹沒 Drown in You
08. 不孤島 Islands
09. 兩人雨天 Rainy Day
10. 寂寞之上 Alone Together
11. 日常練習 Daily Practice

アルバムタイトルの『10000時間』は、どうやらギターの阿奎(アークェ)が不調に感じていた時に、マルコム・グラッドウェルの「10000万時間の法則」のことを知って影響を受けたことで付けられたタイトルのようだ(中国語のサイトから拾ってGoogle翻訳を駆使して読み取ったので、もしかしたら違っているかもしれない。)それと、宇宙人は結成10周年であり、1日3時間を練習に費やした計算で10年だと、10000万時間を超えることからというのもあるようだ。

そんな彼らは10周年の記念(?)としてヒマラヤ登山を行っている。エベレストの麓のベースキャンプを目指すというもので、標高が5000mを超えるところで、彼らにとってはなかなかの試練だったようで、1曲目はその経験がもとになってできた曲のようだ。先のサイトでも「中国音楽史上、最標高のシングル」なんて書かれていた。この曲と次の2曲目は3月の来日公演でも披露していたのでよく覚えている。2曲目の「那你呢」(ナニナと読めばいいのかな)はキャッチーで、言葉が分からなくても十分アピールできる曲なんじゃないだろうか?俺は結構好きよ。

ホーンが特徴の5曲目もカッコイイし、10曲目なんかはキリンジの曲を彷彿とさせる。ダンスナンバーとバラード系の配置が絶妙でアルバム全体の作りがとても素晴らしいね。1度聴いて大いに気にいってしまって、何度も繰り返し聴いているところだ。今のところ日本盤が出る様子がなくて、せっかく日本から3時間で行ける場所にこのようなバンドがいるというのに、埋もれさせておくのはもったいない。

以下はアルバムからのダイジェスト。

コメント

  1. MJ より:


    お久しぶりです!!
    ようやく日本でも日本盤と日本語盤!!!が出ましたが、もうお聞きになりましたか??
    予想外に日本語曲が良くて、驚きです・・・。

    去年は台北で2回彼らのワンマンを見に行きましたが、やっぱり自国の公演はリラックス度が違うので
    楽しさ倍増です(MCは1ミリも理解できないので、周りが笑えば、自分もとりあえず笑っとく!!みたいな
    感じですが(笑))

    来月の再来日公演は行かれますか??
    公演の感想をお待ちしております。

  2. hiroumi より:


    MJさん、こんにちは。

    日本語盤出ていたんですね!Facebookでフォローしているのに気が付きませんでした・・・・。
    台北で2回も見ているんですか、とても羨ましいです。
    我が家でも一度は台湾で観たいと話しております。

    来月の再来日公演・・・・金曜日なんですよね、東京は。
    仕事で無理だろうと諦めてます;;
    なので楽しんできてください!

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