『ブロウ・バイ・ブロウ』も好きですが『フラッシュ』も好きです

レコード・コレクターズ2009年3月号
今月のレコード・コレクターズはエリック・クラプトンと
ジェフ・ベックの名曲ランキング。
最近のレココレはネタ切れの感が強い。
またランキング形式かよって気もするけど、
これはこれでまた違った見方もできるからありとしておこう。
ジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』はロック・インストのアルバムの最高峰!
ものすごく好きだ。
この人に対するイメージとしては、弾いている途中で
たとえ間違ってしまったとしても、それを強引に「正しいもの」として
聴かせてしまうような、有無を言わせぬ神がかり的なものを感じる。
ギターが歌ってるんだよね。だからヴォーカルなんて必要ない。
Jeff Beck / Blow by Blow
Jeff Beck / Blow by Blow


『ブロウ・バイ・ブロウ』は誰もが認める名盤だと思うけど、
俺が好きなベックのアルバムもう1枚は『フラッシュ』。
1985年にリリースされたアルバムだが、
ファンからはあまり評判は良くないようだ。
なぜならいかにも「80年代」なドラムの音やミキシング。
そして、メインでヴォーカルを努めるジミー・リードという人の歌の酷さ(笑)。
だけどそんなところすべてが好きなんだよね。
そして、何よりもこのアルバムを評価したいのがジェフ・ベック御大が
自らヴォーカルをとる曲が2曲も入っていること。
この人の歌なんてめったに聴けないぞ!
はっきり言って上手いヴォーカルじゃないけど、味わいがある。
これだけはプロデュースしたナイル・ロジャースのグッジョブってところだな。
(確かナイル・ロジャースが歌を薦めたって過去に何かで読んだ)
Jeff Beck / Flash
Jeff Beck / Flash
ん?エリック・クラプトンについて?
ごめん、ノーコメントで。

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