初音階段ってライヴになると「人」がやるんだねw

20130915秋葉原グッドマン

昨日は秋葉原のCLUB GOODMANにて非常階段と突然段ボールのライヴを見てきました。
「非常階段&突然段ボール」林直人&蔦木栄一・10回忌記念
/初音階段ニューアルバム&アウシュビッツCDボックス発売記念

と銘打たれているこのライヴはその名の通り、初期INUやアウシュビッツに在籍していた林直人と、
突然段ボール蔦木兄弟の兄である蔦木栄一のおふたりが亡くなって10回忌だそうで、
それプラス、初音ミクと非常階段のユニット「初音階段」の新譜発売記念と言うものでもありました。
いや、俺はヴォーカロイドって別にどうでも良くて(むしろ嫌悪が強い)、
非常階段と突然段ボールをみることができれば良かったんですけどね。

20130915秋葉原グッドマン
最初は「突然段ボロイド」。
突然段ボールとヴォーカロイドの組み合わせユニットで、突段の曲を歌うもの。

突然段ボール目当てと言っても、実は19歳ぐらいの時に「ホワイトマン」と
PASSレコードのライヴ(グンジョーガクレヨンとのスプリット盤)を聴いたぐらいで、
曲は全然知らなかったんだよね。最初の突段ライヴがこれになると思わなかったw

そして次が初音階段、最初はJOJOさんと美川さんの2人でノイズを出しまくって、
初音ミクってどうやって出すのと思ったら・・・・

20130915秋葉原グッドマン
え?ひ、人じゃないですかw
なんかプロジェクタみたいのであのアニメーション的なものを流すのかと思っていただけに、
初音ミクの格好をした人が出てきてビックリ。
いや、実は前日にその情報は聞いて知ってはいたのですけどねw
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの”Sunday Morning”とかチューリップの「虹とスニーカーの頃」とか
何やら懐かしいニューミュージックあたりの曲を歌い、バックではノイズがゴゴゴゴと。

で、何曲かやっていると非常階段の他のメンバー(JUNKOさん、岡野さん)が登場して、
そのまま非常階段としてのライヴに。初音ミクの人はここで終わりかなと思ったら、
ギターを持ち出して一緒になって掻き鳴らしてるじゃん!

20130915秋葉原グッドマン
こんな感じでw

20130915秋葉原グッドマン
美川さんのエフェクターの数の多さ、これで作られるノイズは最高だよね。

まあとにかく、これは非常階段に初音ミクの格好をした人が加わっているって解釈でいい?w
でもなかなか絵的にも面白かった。本当にアニメーションな初音ミクをライヴで出そうとすると、
それなりに機材や設備や金がかかるだろうからね。

20130915秋葉原グッドマン
そしてトリは突然段ボール。
先ほども書いたけど、ライヴも曲もほとんど初めてなんだけど、
昔聴いた数少ない音源から、根柢の部分はずっと変わっていない感じがして、
初期トーキング・ヘッズみたいだったりNWみたいだったりで良かった。

25年以上前に存在を知ったバンドが今も活動しているって、改めてすごいよなって思ったね。
これからも形を変えながらやっていってくれることを期待しております。

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