浅く広く聴けば「感性」鋭いってかw

いやぁ、最高に素晴らしいブログ記事を見た。

ちっぽけな勇気(笑) – インディーズ・レーベルのVIVID SOUND
※6/13朝に確認したところ、上記ブログは削除されていました・・・残念。

俺はTwitterとかで見かける自分より若い人の音楽の趣味に時々疑問に思うことがあった。
「なんでそんなに節操ないの?」と。

最近驚いたのが、今年のサマソニ。
スマッシング・パンプキンズとミューズの間にミスター・チルドレンとか、どういう組み合わせだと、
ロック・ミュージックを聴く人なら「普通に」疑問に思うものだと思った。
しかし、俺よりも10ぐらいは若い人ってのは不思議に思わない人が多い。
それどころか「見たい」とか言う。
いやいや、中年となった俺には理解しがたいのですよ。

別にミスター・チルドレンが悪いとか言ってるのではない。
どう考えても不自然じゃないか?思わない?
まあ、きっとなんで俺がこれが不思議だと言ってるのかわからないだろうな、若い人は。

本当に謎でしょうがないのですよ、例えば何でロックとアイドル・グループを一緒に聴けるのか。
オズフェスになんとかってグループが出たとか、20年以上前のロック・ファン、メタル・ファンなら
暴動モノだと思うのだけど、Twitterとかみても楽しんできたつぶやきばかり。
いえ、いいですよ、楽しんできて。
だけど君たちのその許容範囲の広さはなんなの?
お前みたいなおっさんと違って感性鋭いからだよってか?

まあ別に俺はそういう人たちに喧嘩を売るつもりはない。
でも、若い人の発言を聞いたり読んだりすると、確かに幅広く聴いていると思う。
俺が若かった20年前よりも遥かに情報量が多くなっていろいろなものを聴けるようになっていいと思う。
しかし音楽に対しての言葉が薄っぺらいんだよね。

フジロックやサマソニなんかのフェスに行く人は多いけど、
Twitterでじゃあ彼らがどんな音楽を聴いてきたのかとか、そういうつぶやきって見ないからね。
やれ誰と会った、何食ったって、肝心の音楽の事は?っていつも聞きたい。
(今年は聞いてやるつもりだ)
結局何が好きなのか、そもそも音楽自体大して好きではないんじゃないのって思ってしまう。

上のリンク記事にも書いてあるけど、俺が20代を過ごした90年代だったら
ヒップ・ホップが好きな人は間違っても八王子のなんちゃらってグループみたいなのは敵視していたし、
それこそクソだと思っていたし、もしいいなと思っていても隠れて聴いていただろう。
聴くべきか聴かないでいいかとか、ちゃんと線引きしていたからね。
今はそういうのが無くて、メディアに与えられているものをなんでもかんでも
とりあえず受け止めてみようって感じで、受け取ってそれっきりって感じなんだよね。
リンクの記事がまさにそれを言っているし、大いにうなずけた。

だって自称音楽好きの人たちのくせに、音楽の事語らないもんね。
思い入れとか、こだわりみたいのをまったく聞いたことがない。
それとも俺がフォローしている人たちがたまたまそうだってこと?

で、こういうことを言うと、古臭い考えだとか、偏ってるとか思われたりするんだよなw

※あ、ミスター・なんとかってカタカナで書いたけど、ワザとだからなw

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