キング・クリムゾン『太陽と戦慄』の13CDって・・・・

King Crimson / Larks' Tongues In Aspic
King Crimson / Larks’ Tongues In Aspic
※リンク先は通常の1枚物のアルバム

またとんでもないものが出るんだなw

Larks’ Tongues In Aspic Boxset – DGM Live

キング・クリムゾンの1973年作『太陽と戦慄(Larks’ Tongues In Aspic)』の40周年記念盤としてボックスセットがリリースされるようなのだけど、それがなんとCD13枚とDVD1枚という豪華さ!

もともと1枚物のアルバムがどうやったら13枚に!?今までの他のアーチストだと、スタジオ・アウトテイクとか、ライヴ音源なんかがあって、せいぜい2枚組とか3枚組だったのに、この手のものは段々エスカレートしていくなw

13枚ものCDに何が入っているのか、上のリンクの記事によるとこんな感じ。

CD 1 & 2: October 13th 1972 Live at the Zoom Club, Frankfurt (audio restored bootleg)
CD 3: October 17th 1972 Live in the studio, Bremen (mono)
CD 4 & 5: November 10th 1972 Live at the Technical College, Hull (audio restored bootleg)
CD 6: November 13th 1972 Live at the Civic Hall, Guildford (audio restored soundboard)
CD 7: November 25th 1972 Live at New Theatre, Oxford (audio restored bootleg)

ここまではキング・クリムゾン・コレクターズ・クラブってライヴのアーカイブ・シリーズにもあった音源とか、すでにハーフ・オフィシャル的に発売されていたいたものばかりのようだ。熱心なクリムゾン・ファンならすでに所有しているんじゃない?また買わせるのかよw

俺はCD1&2 のズーム・クラブの音源の一部はブートレグでかつて持っていたけど、音がよろしくなかったよねぇ、これはどうなんだろう?

CD 8: December 1st 1972 Live at Green’s Playhouse, Glasgow, (audio restored bootleg)
CD 9: December 15th 1972 Live at the Guildhall, Portsmouth (audio restored bootleg)

この2つは未発表と書いてあるけど、ブートレグとかで存在しているのかな?

CD 10: January 1973: “Keep That One, Nick” – The Larks’ Tongues In Aspic Recording Session Reels: Taking the form of an audio documentary & placing the listener in Command studios in early 1973 as the quintet maps out the material destined for the album produced by David Singleton. Featuring first takes of every piece recorded for the album interspersed with studio talk between band members & engineer

これは何?つまりはスタジオセッションの音源ってことなのかな?
それなら興味深いなぁ・・・。

CD 11: January/February 1973: The original album mix 30th Anniversary Edition, The US Promo EP (transferred from vinyl) and the US radio advert

で、これが30周年記念盤の時のアルバムとビニール盤起こしの音源とラジオコマーシャルの音源?

CD 12: January/February 1973: Alt Mixes and takes: Steven Wilson’s alternate Larks’ Tongues In Aspic plus Easy Money edited by David Singleton and Alex Mundy from Keep That One, Nick Session Reel Essentials

これまたスタジオセッションかな?

CD 13: January/February 1973: Larks’ Tongues In Aspic, new stereo mix, mixed by Steven Wilson and Robert Fripp

そして、アルバムの最新ミックス盤ってことのようで、本当にすごいボリュームだな・・。

Disc 14: DVD-A: Complete album in 5.1 MLP Lossless & DTS Surround Sound album mix.

個人的には5.1chで聴いてみたいアルバムだから、DVDオーディオだけで出して欲しい気もする。

と、全貌がこんな感じで、他にもCD2枚組+DVDオーディオのフォーマットがあったような旨をどこかで見たけど、それがあるなら、俺はそれを選ぼうかなと思っている。それにしても、クリムゾン・ファンはこれまでにどんだけ搾取されてるのって思いたくなるぐらい、何度も何度もフォーマットを変えてリリースされるよねぇ。

このアルバムに関してはこれが最終兵器って感じかね?10年後に50周年記念盤とか出たらどうなっちゃうことやら・・・w

コメント

  1. どうぷ より:


    こんばんは。
    『宮殿』が6枚組だったので、まあそれくらいのヴォリュームかなと思ってましたが、ホントやり過ぎですよこれw
    コアなファンにとっては、仰る通りCD1~7はほとんど必要無いと思います。これを除けば『宮殿』とほぼ同じ枚数(7枚組)で収まるのに。CD8~10は興味深い音源のようなので、それを聴くためにおよそ半分音源がダブる商品を買うのはちょっと虚しいかも。まあ呆れる方が強いですけどね(苦笑)。

    ブートを所有してないので判りませんが、コレクターズ・クラブのズーム・クラブ音源は、お世辞にも良い音とは言えないレベルです。

  2. hiroumi より:


    どうぷさん
    宮殿も6枚組なんてありましたねw
    それだけでも十分すぎるのに、その倍も枚数あって、
    マニアはすでに持っている音源が多いとか、なんかもう・・・ってなりますw
    ズーム・クラブのブートもかなり音が悪かったです、もう15年以上前に聴いたきりなので、
    あまり覚えていませんが。
    でもジェイミー・ミューアが参加している音源ってことで当時はかなり貴重でした。

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