田島貴男「ひとりソウル・ツアー『白熱』」2011/11/27 渋谷クアトロ

アルバム『白熱』がリリースされての最初のツアーはオリジナル・ラブとしてではなく、
田島貴男のソロツアーとして、そして久々に京阪神以外の地方公演もこなすというもの。
俺は昨日、11/27の渋谷クアトロへ行ってきた。

01. フリーライド
02. フィエスタ
03. ローラー・ブレイド・レース
04. Body Fresher
05. 月の裏で会いましょう
06. ふたりのギター
07. サーディンの缶詰
08. 髑髏
09. プライマル
10. 時差を駆ける想い
11. バイク
12.セックスと自由
13. Masked
14. ブロンコ
15. The Rover
16. Jumpin’ Jack Jive
17. ボラーレ
(アンコール1)
18. 接吻
19. カミングスーン
20. 今夜はブギーバック
21. 好運なツアー
(アンコール2)
22. R&R
(アンコール3)
23. 上を向いて歩こう

バンド編成の時でさえ2時間ぐらいだというのに、昨夜は約2時間半という長丁場。
しかもソロでって、まず終わってみてそのパワーに驚く。

ひとりソウル・ツアーってのは、ギターをメインとしてリズムや音をサンプリングし、
ソロですべてをやってしまうというもの。
1年ぐらい前から徐々に形が作られてきて、前回のオリジナル・ラブのツアーでも
その一部を見ることができたけど、もうすっかり様になっていて、音の出し方なんかもスムーズだった。
まるで大道芸人みたいだけど、アコースティック・ギター中心のときの音は
カントリー&ウェスタンやロカビリーっぽさを随所に醸し出し、
エレクトリック・ギターの時はブルース色が強く、バンド編成の時よりも多彩だった。

曲で印象に残ったのは、
まず「ふたりのギター」はボイス・パーカッションのサンプリングはいらなかった気がする。
しみじみと歌っているのに、ちょっと台無し感が・・・・。
アルバム『イレブン・グラフィティ』から「ローラー・ブレイド・レース」と「サーディンの缶詰」、
この2曲が嬉しかった。俺はなぜかこのアルバムからの曲をやって欲しいといつも思っている。
もう何度も言っているけど「ビター・スウィート」とかやって欲しいものだ。
そして、エレクトリック・セットでは「Masked」が最高だった。
ボトルネックでキュインキュインしっぱなしで、かっこよすぎだよ。

後半はいつもの王道の展開で、まあいつもどおりかなという展開。
そしてアンコールでは「カミングスーン」でまたまたスチャダラパーがゲストで登場。
まさか「今夜はブギーバック」までやるとは・・・。
2度目のアンコールでは「R&R」でスパーク!これで終わりだろうと思ったら
またまたアンコールで登場し、「上を向いて歩こう」のカバーを。
それが終わっても最前列の方では終わらない田島コール。
そして出てきた田島はiPhone で客をパチリ、ようやく終了。

俺は正直言うと、ソロ名義よりもやはりオリジナル・ラブ名義でのライヴを見たい。
だけど、常に試行錯誤をして変化を続ける田島貴男からはいつになっても目が離せない。
それだけ面白いことをやってくれるってことなんだよね。
30日に行く人はぜひとも楽しんでください。

コメント

  1. みみ より:


    Twitter見てると、大盛り上がりなんだけど、私も正直バンド、オリジナルラブで見たかったなぁと思っちゃいました。でも、幸せそうな田島さん見て、幸せになりましたけどね~。年取ったので、ずっと立ちっぱなし二時間半はちょいときつかったです…(^^;;

  2. hiroumi より:


    みみさん
    たぶん今後はオリジナル・ラブ、ソロと半々でやっていくんでしょうね。
    両方に良い効果があればそれはそれで喜ばしいことです。
    楽しいライブでした。

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